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2020.03.19 レポート

最近ジャスミーリーグ編集部で話題になった「NHKプラス」・・・(2/3)

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前回に続いてNHKネット同時配信サービスで利用するデータを深掘りしてみます。
↓1/3はこちら↓

    ・・・いったい自分のどんなデータがどう使われるのでしょうか?
というわけで、「NHKインターネットサービス利用規約」で確認をしてみました


➀ どんなデータをNHKに渡すことになるの?

   自分で視聴時に入力した情報とスマートフォンなど視聴する端末から機械的に取得される情報があります。以下、主なデータの中身です。
>名前・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス
>NHKと受信料を契約している住所・アクセスした時刻・アクセスしたURL
>視聴直前の見ていたwebページのURL
>視聴端末機器の位置情報
>視聴した放送番組
>放送番組を視聴した日時
>閲覧したページ
>動画の再生などの利用者の行為
>初めてのサイトアクセス日、アクセス回数等の利用実態 など。


➁ NHKに渡す私のデータは自分で削除することはできるのかしら?


   NHKが蒐集しているデータを見ると、あなたがNHKプラスを視聴した場合、NHKはその視聴しているあなたの端末の位置情報を取得していることがわかります。「自分の居場所が探られているような気分で気持ちが悪いね」と感じる人もいらっしゃるかと思います。この要望に対して、NHKは、端末の位置情報ほか、蒐集されるデータの削除を求めることができる機能「オプトアウト」を提供しています。

●【 NHKインターネットサービス利用契約 】


▶︎オプトアウトについてはこちら◀︎


   → NHKのオプトアウトサイトに「過去の履歴を消去」のリンクもあり、そこにクリックすると、送信済みデータの閲覧履歴および削除(Adobe Analytics関連)が可能になっています。


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*出典 NHKインターネットサービス利用契約 ー NHK

  「ブラウザ識別IDの確認」と「送信済みデータの削除リクエスト」というボタンをクリックすると
上記画面のように、処理結果のソースコードが表示されます。
 つまり、リクエストをした視聴者に「本当に削除しました!」という証拠をきちんと開示して安心してもらうために削除処理の結果も見せます。
しかも、ボタンをクリックするだけでできるわけです。
(※詳細についてはご興味のある方はadobeの公式HP 「Submit Access and Delete Requests」をチェックしてみてください。

  ● この仕組み・システムを導入しているNHKに対して

 「データは、まずは利用者個人が管理するモノ」という立場に立っていること
 「データを一方的に蒐集するのではなく、視聴者の大事なものとして、丁寧に、フェアに扱っていく姿勢があること」を、データに対して、ひいてはユーザーに対して真摯な態度を感じることができます。

  日本でもサービス提供時にしれっと個人に蒐集されているような環境ではなく、NHKプラスのようにユーザーに蒐集状況を開示して、データの譲渡可否についての選択肢を丁寧にゆだねることで、フェアで安全にデータを利活用するサービスが実際に始まっています。
この思想は、自分で自分のデータをコントロールし、自らで削除、譲渡、制御できる世界への入り口であり、ジャスミ―が標榜する「データの民主化」の世界の入り口でもあります。



つづく..
▶︎ 3/3はこちら

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