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2020.03.10 コラム

最近ジャスミーリーグ編集部で話題になった「NHKプラス」・・・(1/3)

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    ・・・NHKがパソコンやスマートフォン、タブレットで、総合テレビやEテレの番組を放送と同時に視聴できる放送同時配信「NHKプラス」を3月1日から試験的に開始しました。「総合テレビとEテレで放送する番組のうち、インターネットで提供するために必要な権利を確保できた」番組が配信され、「いつでも、どこでも、何度でも」視聴できる環境を整えて「情報の社会的基盤」の役割を果たしていくことが目的だそう。でも、見る側からすれば、ニュースも「ちこちゃん」も「ブラタモリ」も「songs」もいつでも見逃したら見れるなんて嬉しい限り。でも、受信料以外にお金かからない・・てのがちょっと気になったのです。
この対価は、なんだろー?って思ったわけです。

   ふつー、NHKを見る場合、TV機器を使って有線(ケーブルテレビとか)、無線(地上波デジタルとか)といった方法で電波を受信して、画像と音を視聴します。そのため、私たちは放送コンテンツ視聴の対価として「受信」料をNHKに払っている意識です。民放は無料で視聴ができます。そのからくりは番組には企業などの広告が入り、視聴者に「その広告を流して見せこむ」という、その価値の対価を広告主から、「媒体費」や「広告費」といった名目で、テレビ局はお金でもらってます。たくさんの人が見てもらえる(ことが見込める)番組を創れば、そこの合間に差し込む広告の金額は高くなる仕組みです。その見せこむことができる量が勝負。


  広告費や媒体費といった売り上げは「番組」と言われるコンテンツの制作費用を中心し投下し、より多くの人に見てもらう番組を創ろうとする。

  つまり、デジタル上でコンピュータを使って伝達、解釈または処理に適するように形式化され表現された視聴者の為人を、お金に換えているのです。
 つまり、広告単価の高い番組を創ろうと頑張るわけです。なので、テレビ局は「番組を売っている」という意味合いが強いのですが、実は人間全員平等に与えられている24時間しかないので、その24時間の放送時間を売っているんです。なので、より時間を高く売るには、その付加価値をつけるコンテンツ(番組)が必須なわけです。




   ・翻って


    YouTubeは視聴する番組の開始前や途中で広告が入ります。私たちはYouTubeに差し込まれている広告を見なかったら、肝心の見たい動画まで進むことができない仕組みになってます。企業から広告費をもらっているのはテレビ局と変わらないYouTubeですが、じつはテレビ局のようにコンテンツを一切制作していません。テレビ局のように、よりよいコンテンツを作って人を集めて高い単価で24時間しかない有限の放送時間を売っているわけではない・・・。んじゃ、彼らは何を売って商売としているのか?という疑問が沸き上がります。

    答えは単純です。YouTubeに訪れる視聴者の細かい素性や出自、彼を彼たらしめる為人(ひととなり)です。つまり、デジタル上でコンピュータを使って伝達、解釈または処理に適するように形式化され表現された視聴者の為人を、お金に換えているのです。



    例えばNBAプレーヤーの八村瑠偉選手の動画を見た後に、ナイキのバスケットシューズとチャンピオンのチームジャージの動画検索している鈴木さん(仮称)がいたとします。この人は、バスケを観るのが好きなだけじゃなくて、実際にウエアやシューズにも興味がある。とすれば、チームに所属して、プレイを楽しんでいる可能性が高いわけです。そんな鈴木さんが高校生であること、男子であること、住んでいる場所、などなど、彼のこまかい為人(ひととなり)をYouTubeは利用して、広告を出す側にとって最大の効果のために最適なマッチングをしてあげているわけです。


   ・・・で、NHKプラスの話に戻ります。
   ■ NHKプラスは、テレビ局ではないのだろうと思います。電波を受けることができる「テレビ」というデバイスを持っている人から受けてきた「受信料」の歴史を考えると、ウェブ環境を持っている人ならばすべてNHKはNHKプラスの受信料を取ることに繋がります。公共放送NHKは、“いつでも、どこでも、誰にでも、確かな情報や豊かな文化を分け隔てなく伝える”ことを基本的な役割として担っています。そして、その運営財源が受信料です。でも今回は、そうはしません。これ以上、NHKはお金はとらないのです。じゃあ、情報の社会基盤を構築という「公共的価値」の実現に寄与するための財源の源泉は…?
       

 はい。

ここまでお読みになってきた皆さんならお分かりのように私たちの「為人データ」なんだろうと思います。
なぜならNHKプラスの視聴サービスを受けるには、私たちの情報をNHKに渡す必要があるんです。


    では、どんなデータを私たちは渡す必要があるのか?また、NHKはどんなデータを受信料の代替として収集しようとしているのでしょうか?

ちょっとNHKプラスのHPから、わかる範囲で調べてみました。(次回へ続く・・・・) ▶︎ 2/3はこちら





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