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2020.05.28 コラム

グルメ・テイクアウトポータルサイトのフェアネスについて・・②

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   ■ 公正取引委員会は「(表示順位について)可能な限り不透明な状況を改善することが公正かつ自由な競争環境を確保する観点から望ましい」と考察しています。そのための方法として、「第三者」がチェックする等の手続きや体制を構築し、公平性を確保することを促しています。しかし第三者機関を介すことでの表示タイムラグの問題、順位表示アルゴリズムの特許性などの問題もあり、具体的な改善施策までは、当然ながら明示されてはいません。

じゃあ、どーするのがよいか・・・。


   ➁掲載店舗の評点・口コミについて

わたしたちが、web上で店舗や商品を選ぶときに、ほとんどのサイトで付記してある評点(星の数や格付け、点数など)やコメントについて、思い起こしてみてください。星が一つもついていなかったり、罵詈雑言だらけであったりなどネガティブな印象であれば、どうしても欲しいもの、食べたいものであっても、一瞬躊躇してしまうのが本音です。今回の調査では、ユーザーが飲食店選択において評点を参考にしている程度は、なんと約83%ものユーザーが、参考にしている結果が出ています。



  つまりこの評点は、飲食店側にとっても、「うちは5つ星ですー!隣は星ゼロです」といった差別化ポイントになり、大事な集客手段となっているわけです。「人と比べてはいけない」と小さい頃から先祖代々教わってきた日本人も

この評点協奏曲のダンスを踊らされてしまうわけです。そりゃ、他人の評価は高いほうがいいに決まっています。しかしこの評価基準やその決定が、不透明や、不公正であったら・・・。その評点が恣意的なものであったら…。



   ■ 飲食店側はこの評点に対して、約32%のお店が「疑問や不満」を感じて、同時にこの評点でメニューを選んでいる私たちの約91%がその基準を知らない状況にあることも、今回の調査では明らかになっています。口コミの中にも明らかに誹謗中傷もある場合、その内容管理や削除なども、ポータルサイト側は大切なことですが、すべてが削除されないことや、ポータル側から「契約していただかないと、削除できない」なんてこともあったりするのだそうです。

口コミ投稿の情報については、その収集や掲載については、ユーザーの判断材料の提供という観点からも合理的ではありますが、場合によっては、飲食店側・ユーザー側に不利益を生じさせることもあると、この報告書では指摘しています。具体的には、ポータルサイト側が恣意的に表示や掲載のアルゴリズムを設定し、特定のお店の評点を落とし、その店に不利益を生じさせるなど差別的な取り扱いもできる。また優位的な地位を乱用して、自分の都合によい契約プランなどに契約させることもできるわけです。




   ■ この状況を受けて「店舗の評価(評点)に関係する重要な要素について、飲食店及び消費者に対して可能な限り明らかにするなど、店舗の評価(評点)の取り扱いについて、飲食店間で公平に扱われるなどの公正さを確保するための手続き、プロセスの整備が必要となる」と提言をしています。



   ■しかし➁の問題提起同様、具体的な改善施策までは、当然ながら明示されてはいません。
じゃあ、どーするのがよいか・・・。



というわけで、ジャスミ―がこれまで考えてきた「データの民主化」とそのメソッドであれば、
この課題を解決するヒントが見えてくるのでは、と思っています。      
というわけで、お時間、文字数となりました。この続きは、また次回。引き続きよろしくお願いいたします。



・・・・・・・・・・・・・・・・・(編集部)



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